【夫との死別から4週間】無意識に仏壇を避けていたことに気づいて
昨日も今日も、職場の友人と外食した
おかげで笑顔で帰宅して
そのまま線香をあげることができた。
亡くなった家族を安心させてあげられる、
唯一の手段が「笑顔」だ。
そういえば絶望に打ちのめされていたとき、
祭壇のある夫の部屋に入るのが怖いと感じた一瞬があった。夫が亡くなったその様を視界に入れたくなかった。死んだ夫と2人きりになるこの家に帰りたくないとさえ思った。
大好きだった夫を避けようとした。
今考えたら、天国の夫がどんなに悲しんだことだろうと思う。
理解はしてくれたとしても、
「ああこのまま、トコに振り返ってすらもらえなくなるのかな、それでトコが幸せになれるなら仕方ないかな」そんな風にグッと堪えたかもしれないね。
私が泣いてばかっかりじゃ、オデは「ゴメンね」って言い続けるしかできないじゃんね。
私が怖がって避けてたら、オデは1人置いてけぼりになって、幸せに満ち溢れてたはずのこの家が、孤独で冷たい場所になっちゃうじゃんね。それでもオデはきっと我慢したね。いつだって、トコの気持ちを優先にしてくれたもんね。
ごめんね。オデを傷つけるつもりはなかった。
でもね、たぶんもう大丈夫。寂しいから泣くことはある。けど怖くて不安で泣くのは、乗り越えられたと感じるよ。
今日からは、オデのために、自分が楽しむことを優先するよ。
今はね、オデ達みたいな、お酒が好きでタフなおじさん達が、行けば必ず癒されるような居酒屋ができないかななんてぼんやり思ってるよ。とりあえずまた、バイトから始めてみようと思ってるよ。トコのことだからすぐ飽きちゃうかもしれないけどね!
見守っててね。
そして待ってるからね、夢で。
何度でも、いつでも。
今オデがどうしてるか、お酒飲みながら聞かせてね。